VISIONわたしたちの考え方

セムコの取組み

CSR(corporate social responsibility)
ついて

セムコのビジョンである
「ないものをつくる。共に広がる。」
これを全社員が理解して行動の基本とし、
企業活動を営んでいくことが当社における
CSRであると考えています。

R&Dを通した取組みについて

  1. 「ないものをつくる」。世界中の情報をうまく活用し、その業界になかったものをかたちにします。
  2. 「ともに広がる」。自社だけではなく、お客様や仕入れ先など他社ともコラボレーションしながら行うことで、より良い課題解決を実現します。

こうした考えの下、単純に今ある製品を販売するだけではなく、お客様、業界、世の中の課題解決を目指した、新たな研究開発を継続して行ってきました。
その結果、おかげさまで業界トップシェアのご支持をいただき、国内の多くの造船所とお取引させていただいております。
以下、代表的な製品をご紹介します。

  • 箱型のフロート式液面計
    この箱型の液面計が開発されたことで、船員の方の労働環境を改善しました。
    開発される前は、タンクに取付けられている液面計はタンクの高さが例えば10mあったら、10mのガラス液面計や錘とフロートをつり合わせた形の液面計をつけていたため、船員は液面を確認するために、梯子に上って確認していました。しかしこの箱型の液面計が開発されたことで、安全かつ効率的に液面を確認することができるようになりました。
    今では、この液面計は日本のほとんどの造船所に採用され、日本の造船界のスタンダードとなりました。
  • ポータブル液面計
    元来、燃料計測作業は素早く正確に行わないと会社に損害を与えることから、船員にとっては強いプレッシャーがかかる重労働とされてきました。にも関わらず、近年環境規制によってMGO(マリンガスオイル)など透明度の高い燃料が普及したことで、従来よりも計測に時間を要するように。一方、補給時に燃料をカプチーノ状に泡立てて液面をかさ増しすることにより、燃料代を過剰請求する事案も増加してきました。そこで開発されたのが、この液面計。簡単な操作で計測時間の短縮と正確なアレージの読み取りを可能とし、負担が軽減されたとお喜びいただいています。

SDGs(持続可能な開発目標)の取組みについて

SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」とは、「誰一人取り残さない」という理念のもと、貧困や格差をなくし、持続可能な社会を実現するために、世界が取り組む行動計画です。SDGsは2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193カ国が2016年〜2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。「貧困」「気候変動」等の17の目標と169のターゲットを定めたもので、世界共通の目標として位置づけられています。

  • 5.ジェンダー平等を実現しよう

    5.ジェンダー平等を実現しよう
    • 女性社員の割合は50%以上。管理職登用も進んでいます。
    • 子育て世代も積極採用。高齢者雇用も行っています。
  • 8.働きがいも経済成長も

    8.働きがいも経済成長も
    • 短時間正社員やフレックス、在宅勤務など、ワークライフバランスを意識した柔軟な働き方を整備しています。
    • 年間休日は最大136日。有休消化率はほぼ100%を実現しています。
    • コーチングを取り入れた、各自の可能性を引き出す教育を実施。勉強会も盛んに行っています。
  • 14.海の豊かさを守ろう

    14.海の豊かさを守ろう
    • 作業員の目線の高さで液面が確認できる液面計や、船体が損傷して海水が浸水するとアラームが鳴る製品、油がオーバーフローする前にアラームで知らせる製品など。事故を未然に防ぎ、環境と安全を守る製品開発を行っています。
  • 16.平和と公正をすべての人に

    16.平和と公正をすべての人に
    • ペットボトルの蓋を回収し、ワクチンに代える運動を行っています。
    • ごみの分別、紙コップの使用削減を行っています。
    • 社内ではLED照明を使用しています。
    • 下請法等の法令順守を徹底しています。